なんか最近体調が悪くなりがちで、いろいろ心当りはあるものの、自分の体の各種メトリクスをモニタリングできたら客観的に判断できてよさそう、というつもりで買った。id:hitode909 さんが使っていて、不満はありますか、特にないです、という会話ができたのもある。
Fitbit買って毎日つけるようにしてからはじめて連日寝込むレベルで体調崩したけど、確かに心拍の感じは数日前から微妙におかしくて納得感があった、ウェブアプリケーションの運用のなかで障害起こってからこのメトリクス見ないとダメですねってなるのと似てる
— ■ (@polamjag) December 24, 2018
もう 2019 年だけど、買ったのは 2018 年なので 2018 年買ってよかったもの情報ということでご査収ください。
気に入っているところ
- 自動睡眠検出はそこそこ正確
- 目が覚めたあとにベッドのなかでうだうだしてるのは当然睡眠にはカウントされない (それはそう)
- ガッツリ2度寝したら後追いで睡眠が伸ばされたことになるのは便利
- 睡眠の敏感さみたいな設定があって、普通と敏感の2種類が選べる、敏感の方に設定してるからかはわからないけど、昼寝もそこそこの制度で検出されて便利
- 正月ということで思い切り昼夜逆転してる様子が数字として残り、Fitbit 社のビッグデータとなる
- 心拍計もたぶん正確なんだと思うけど比較対象がないので本当にそうなのかはよくわからん
- よくあるスマホのカメラに指くっつけて計測するアプリみたいなのとはほとんど同じ数字になるのでそういうもんだと思ってる
- 電池は本当に4日くらい持つ
- 2〜3日にいっぺんくらいの頻度でシャワー浴びてる間に充電しておく、みたいなリズムで使い続けている
- 泳ぐのを測定できるくらいの防水なのでつけたままシャワーしても特に問題ない
- 2〜3日にいっぺんくらいの頻度でシャワー浴びてる間に充電しておく、みたいなリズムで使い続けている
- Apple Watch より劇的に安い
困っているところ
- iOS 謹製のヘルスケアアプリからは完全に独立しているという世界観
- Fitbit・ヘルスケア間の同期ができるサードパーティアプリがそこそこ存在するけどいまいち決定版っぽいのがないという状態、いくつか試したけどどのアプリにも微妙に気に入らないところとか何故か同期してくれないメトリクスがあるので、これくらいなら自分で書いたほうが早そうな気もする
- ヘルスケアアプリどうでもいいならどうでもよさそう
- Fitbit ファミリーの外とは断絶されるので、OMRON connect みたいのとは相性よくない感じがする (使ってないけど)
- ウォッチで使えるアプリらしいアプリはほとんどないので期待してはだめ
- サードパーティアプリ本当にぜんぜんなくておもしろい、Windows Phone 7 のほうが遥かにアプリあったと思う
- シュッとしてるウォッチフェイスの選択肢が限られている
- Fitbit はウォッチフェイスに課金できる仕組みを提供していない *1 ので、サードパーティの開発者がシステムをまるごと提供しててだいたい皆それを使っているという状態
- ウォッチフェイスはかなり簡単に自作できるけど、プリインストールされているフォントの選択肢が好みと合わなかった場合がめっちゃだるいと思う
- 好きなフォントから必要な文字を SVG で取り出してなんかしたりする必要がありそう
- Fitbit 純正のウォッチフェイスが全然好みではないのでかなり厳しい、時間見たいだけならチープカシオ買ったほうがいい
- Fitbit アプリ、なんか独特の作りになってる部分があってむずい
- 目的の情報がどこにあるのか慣れるまでわかりにくい感じがする
- 時計内のストレージに音楽保存して Bluetooth イヤホンで聞けるということになっているけど特にうれしさはない
- マルチペアリング対応の Bluetooth イヤホンでも、時計とペアリングとかしたらなんか面倒な挙動になりそうな予感しかしていない
- 時計のストレージに音楽を転送するのが難しい
- パソコン上の公式ユーティリティから Wi-Fi 経由で iTunes のライブラリを転送できるということになっているけど、めっちゃユーティリティが固まりまくるのでどうにもならなかった
- Fitbit Pay 日本では一切使えないけど NFC リーダーに反応してバイブが発動するので自動改札通ったときとかにブブブってなったりしてやかましい
- 機能自体をつぶせないのかと思ったけど無理っぽい
総評
安くてウォッチフェイス見づらくてもよくてライフログ (この言い方だれもしなくなったと思う) 記録するためだけならお買い得だと思う
*1:そんなことできるアプリをストアで配布するのは不可能な気もする