X230を買ったは良かったのですが,SSDを128GBのものにしていたため,これでWindows 8とLinuxをデュアルブートするのはさすがにきつい感じがしたので, mSATAのSSDを増設してそこにLinuxを入れることにしました.買ったmSATA SSDはcrucialの64GBのやつです.ちなみに,X230のmSATAポートはSATA 3.0ではないので,6.0 Gbpsにはなりません.残念.
パーティション構成は,以下の通りです./dev/sdb がmSATA SSDに割り当てられてました.後述の通り,EFIでブートすることを想定しているので,すべてGPTパーティションです.
インストールの作業そのものについてはArchの公式Wikiやこちらのブログが非常に詳しいので,大筋に関してはそちらを参照してください.ここでは,X230固有の,というか,僕がコケたあたりを書いておきたいと思います.
ブートローダを grub-efi にしたい
X230はEFIに対応しているので,せっかくなのでそっちでブートしたいと思います.
grub-efiのインストール自体は,Archの公式Wikiにあるgrub-efiの設定例にあるとおりにすれば問題ありませんでした.しかし,grub-mkconfig
やgrub-install
を実行してもGRUBがEFIに認識されず,エントリが表示されなかったので,EFI Shellを直接叩くことでエントリを追加することにしました.
Arch Linux の Live CD は EFI Shell を叩けるので,EFI Shell v2を起動して,
Shell> bcfg boot add 3 fs2:\EFI\grub\grub-x86_64.efi "Arch Linux (GRUB)"
(add n の n はエントリの通し番号です.ここで指定した番号はブートの優先順位に反映されますが,あとからBIOS Setupで変更することができます. fsN: の N はEFI System Partitionの番号で,私の環境では2でした.その後のパスはEFI System Partition中のパスで, .efi ファイルを指定するものです)
と実行すると,エントリが追加され,起動時にGRUBのエントリを選択することができるようになりました.
というわけで,無事Archが起動できるようになりました (なってますよね?).めでたしめでたしですね.